今日も暖かな朝だが雨脚は昨日のこの時間より強い。

室戸台風とよく似たコースを辿るのではないかと懸念されている記事を昨日見た。

勢力はかなり大きく、今でも925hpaあるらしい。


花を直接雨の当たらない場所に避難させた。



さて、今日も本を読もう。

先日、内容もあまり考えず、安さと、2010年のブーカー賞のショートリストに選ばれたということだけで買った

『ROOM』。

中身はかなり深刻で、19歳のときに見知らぬ男に拉致され、そのまま一辺が4mにも満たない納屋に監禁され、子供ができ、その子供が5歳の誕生日を迎えたところから話は始まっている。

部屋には電子ロックがかかり、窓も無く、唯一天窓から入ってくる明かりだけが外の世界をつないでいる。

子供にいたっては、生まれたときから外に出たことがなく、テレビを通じてしかその部屋のこと以外は知らない

し、理解できない状態だ。


しかし、モンテ・クリスト伯のごとくなんとか脱出に成功させた五歳の息子が警察に保護され、彼等は

そのつたない証言を頼りに庭にある母親が監禁されている納屋を突き止め、突入した。

そして、母子共に無事に保護された。

今日はそこからの続きだ。


著者はオーストリアで実際にあったケースを参考にこの小説を書いたという。




Zerzura

Zerzura: "The Oasis of Little Birds" or "The City of Acacias",also depicted as a "white as a dove" in the book 『Hidden Treasures』.

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